こんにちは。株式会社Grow up広報です。
今回は”屋根のメンテナンス・リフォーム時期の目安”について少しお話させていただきます。
屋根材にはたくさんの種類があり、それぞれ耐用年数が違います。
それでは、屋根の寿命はどのくらいなのでしょうか。
また、メンテナンスのタイミングはいつがいいのか、気になっている方も多いかと思います。
そこで今回は、屋根材としてよく使われる屋根材をご紹介します。
まず初めは、
【コロニアル(化粧スレート・カラーベスト・軽量スレート瓦)】の耐用年数
『コロニアル』は新築の戸建て住宅を中心に採用されています。
化粧スレート市場でケイミューは90%以上のシェアを獲得しており、『コロニアル』はその中の主力商品に当たります。
知らないうちに、町でコロニアルの屋根の住宅を目にしている方も多いかもしれません。
スレートのメンテナンス時期
まず、どんな屋根材でも確実に劣化し寿命を迎えるので、環境にもよるが20〜30年が寿命になります。
それを左右するのは、”環境” ”日頃のメンテナンス”です。
15年以上という『長耐久性が期待できるフッ素塗料』などと比較して、新築時の屋根に使用されている塗料はそこまで期待ができません。
紫外線や直射日光をもろに浴びるため、早くて5年程度で劣化が始まり徐々に塗膜(とまく)が剥がれていきます。
屋根はどうしても色褪せたり、汚れが目立ったりするものなので、屋根を塗装することで綺麗な外観を維持できます。
屋根の状況をチェックして、屋根の塗装を行うメンテナンスは5〜10年ごとの実施がベストです。
屋根カバー工法や葺き替えなどのリフォーム検討時期
定期的に行うメンテナンスとは違い(塗装など)屋根材自体を新しくするリフォーム
『屋根カバー工法』『葺き替え』は大体20〜30年程度で行われます。
塗膜が剥がれた状態で長期間放置された屋根は防水性を失い、水分を含むことで簡単に割れやすくなります。
また、程度によっては”下地まで”傷めてしまっている可能性もあります。
このような状態になると、塗料だけでは屋根材の回復しないので『屋根カバー工法』『葺き替え』が必要となります。
コロニアル屋根のメリット・デメリット
▽メリット
コロニアルは軽量で加工しやすいため、施工しやすい
他の屋根材と比べて施工がしやすいため工期が短く済む。
価格が他の屋根材と比べて安い。
色やデザインが豊富。
また、コロニアルはメジャーな屋根材なため、ほとんどの業者が取り扱える素材で失敗の恐れも少ないです。
▽デメリット
耐用年数が短かく、割れやすい。
メンテナンス頻度が高い。
また、劣化によるコケ・カビが生えやすい。
リフォームのポイント
化粧スレートの中には、通常の製品より耐久性能が低いものがある。
通常の製品は20〜30年ぐらいでのリフォームで十分ですが、中には耐久性が低いものもあります。
アスベスト規制が始まった時期に販売された化粧スレートは耐久性が低く、ヒビや割れ、ズレなどの不具合が目立つ場合は、緊急のリフォーム工事が必要になります。
化粧スレートのグレードによって、耐用年数が異なる
化粧スレートにはいくつかのグレードがあり、そのグレードによって、耐用年数は異なります。
例えば、グラッサコート(特殊塗膜)を用いたコロニアルは、色感を長時間キープできるため、リフォームやメンテナンス時期が通常の製品とは異なります。
カバー工法が使えず、葺き替え工事が必要な場合がある
激しく劣化した状態の化粧スレートはカバー工法ができません。
その場合は、葺き替え工事を行います。
葺き替え工事は費用や工事日数がかさむので、できるだけ葺き替えまで必要でないタイミングで、カバー工法を実施するように検討しましょう。
アスベスト入りの化粧スレートは撤去や処分の費用が高額になる
アスベスト入りの化粧スレートは適切な処理が必要になるため、撤去や処分の費用も通常より高額になってしまいます。
そのため、葺き替え工事ではなく、カバー工法によるリフォームをオススメしています。
ということで、今回は『コロニアル』についてお話しさせていただきました!
次回は>>>『和瓦(陶器瓦)』の耐用年数についてお話させていただきます。
他にも何かご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
そして見積もりだけでも欲しい!という方無料でお見積りいたしますのでお待ちしております。