こんにちは。株式会社Grow upの広報です。
今回は住宅の中であまり目立たないけど、とても重要な部分『雨樋』についてお話させていただきます。
屋根や、外壁の方へ気を取られがちですが、雨樋は住宅の劣化を防ぐ大事な箇所になります。
弊社でも、雨樋の工事、メンテナンス依頼は意外と多いです。
種類(形や素材)により、価格、特徴も異なる
雨樋の修理や交換の際、『安く済ませたい』と考える方も多いでしょう。
しかし雨樋は意外に重要な役割りを持っています。
『きちんと家を守ってくれるか』という観点も大事です。
なので、頑丈で使いやすい雨樋を選んでみましょう!
長く使用している雨樋では、強風や、大量の雨に耐えられず、破損してしまうケースが・・・
雨樋は流れてくる雨水を受け止め、地面へと向かって排水するものです。
雨樋の種類(大きく分けて2つ)
▽形状の違い |
▽素材の違い |
半円型(半丸型) | 塩化ビニール |
角型 | スチール |
リバーシブル型 |
ガルバリウム鋼板 |
特殊型 | 銅 |
内樋型(箱樋型) |
アルミ・ステンレス |
その中でも、一般住宅によく使われる種類は・・・
▽最もポピュラー:半円型(半丸型)
雨樋の中でも一番よく知られている形状の種類が、『半円型(半丸型)』です。
筒を半分に切ったような形をしています。
形状がとてもシンプルで昔から親しまれ、広く流通しています。
ホームセンターなどでも簡単に購入できます。
半円型は和風住宅、洋風住宅どちらにも馴染みやすく汎用性の高い商品です。
▽大容量でオススメ:角型
角張った断面をしている『角型』の形状の雨樋は、かつて主流だった半円型に変わって、近年よく見られるようになりました。
今後の定番になる雨樋の形状と言えるでしょう。
角型の雨樋は、半円型の雨樋よりも受け流す水量が多いという特徴を持っています。
(※サイズによっては大容量の半円型もあります)
大容量ですので豪雨の際でもしっかりと雨を受け止めて排水してくれるので安心感があります。
デザイン的にもスタイリッシュに見えるので最近の新築にも多く使われます。
現在半円型の方も、是非メンテナンス、リフォームの際に検討してほしいです。
▽半円型と角型のいいとこどり:リバーシブル型
半円型と角型の形状が半分ずつ混じった『リバーシブル型』もあります。
断面を見ると、一方が丸みを帯び、逆側が角張っています。
どちらを表面の出すかは自由です。
『丸みのある形状がいいけど、流水量もほしい。』という時にオススメです!
雨樋の素材について
素材は大きく分けて、『塩化ビニール』『ガルバリウム鋼板』『銅』『アルミニウム』『ステンレス』の5種類となります。
みなさんがイメージする雨樋の素材は塩化ビニールと言っていいでしょう。
今回は、流通量が低いアルミニウム、ステンレスは割愛します。
雨樋の素材 塩化ビニールの特徴は?
塩化ビニール製の雨樋は太陽光で熱変形をしたり、雪の重みで歪みが生じる等の耐久性の低さがデメリットとされています。
しかし、素材が軽く、組み立ても簡単で広く普及しているため、コストが抑えられるメリットもあります。
最近では、見た目が塩化ビニールと変わりなく、耐久性が上がった他の合成樹脂も出てきています。
合成樹脂は塩化ビニールと比べると少しだけ割高になります。
雨樋の素材 ガルバリウム鋼板の特徴とは?
ガルバリウムとは、鉄の薄板にアルミニウムと亜鉛を合わせた合金になります。
ガルバリウム鋼板はメッキ処理がされているので錆びにくく耐久性が高い素材です。
価格は他の金属素材に比べてリーズナブルなのでお求めやすいのも人気の理由の一つです。
近年、屋根材にもガルバリウムを使用する施工が増えてきているので、雨樋にもオススメです!
雨樋の素材 銅の特徴とは?
昔ながらの銅の雨樋です。
新築の時は赤銅色ですが劣化により青緑色に変色していきます。
耐久性が高いことから神社の屋根などにも使われている素材です。
高級感があり、劣化しても味が出て素敵ですが、価格は高くなります。
いかがでしたでしょうか?雨樋の種類、形状、素材をご紹介させていただきました。
ご自身のお住まい、ニーズに合ったものを選んでいただければと思います。
屋根のメンテナンス、外壁のリフォームだけではなく、『雨樋』も大事な住まいには欠かせない重要なポイントです。
築年数が経過していたり、台風、豪雨、強風の後など気にしてチェックしてみることオススメします!
屋根や、雨樋、外壁のリフォームを検討中という方、メンテナンスがしたいという方は『株式会社Growup』までご相談下さい!
他にも何かご不明な点、ご相談ございましたらお気軽にお問い合わせください。
そして見積もりだけでも欲しい!という方無料でお見積りいたしますのでお待ちしております。