こんにちは、株式会社Grow up広報担当です。
この記事では、『外壁が原因の雨漏り』についてお話しさせていただきます。
"雨漏り"と聞くと思い浮かべるのは、大体屋根からの雨漏りが多いのではないでしょうか?
屋根の劣化や、自然災害で受けたダメージが原因の雨漏りだと思っていても原因は屋根以外ってことも珍しくありません。
では、早速解説していきましょう!
【目次】
1 外壁が原因の雨漏り!?
業者から、『外壁から雨漏りしている』と言われたけど、そもそも外壁が原因で雨漏りなんてするの・・・?
と疑問に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的に、雨漏りというと屋根から発生するイメージが強いですが、実際には外壁からも雨漏りは発生します。
実際に、戸建て住宅における相談件数の多い不具合事象の第一位は『外壁のヒビ割れ・雨漏り』という結果も・・・
外壁から発生する雨漏りは、決して珍しいことではありません。
2 なぜ外壁から雨漏りするのか?
▼新築住宅に雨漏りが発生した場合・・・
『施工不良』の可能性が大きいです。
家を建てたばかりなのに、もう外壁から雨漏りしているという場合は、家を建てた時の施工不良が原因の可能性が高いです。
雨水の侵入経路となりやすいのは、窓枠・換気口などの開口部と呼ばれる部分。
窓や換気口を設ける際に、きちんと雨仕舞(建物内部に水が侵入しないように施工すること)ができていないと、そこから雨漏りが発生することがあります。
▼外壁の劣化箇所が原因で雨漏りが発生することがある
モルタル・サイディング・タイルetc・・・どんな素材の外壁も時間の経過とともに劣化が進行します。
そして、劣化の症状によっては、雨漏りを引き起こす原因となることも。
特に梅雨の長雨の時期や、台風によって横殴りの雨が降った時などは、劣化箇所から雨漏りが発生しやすい為、注意が必要です。
▼雨漏りと原因となる、外壁の劣化症状まとめ
3【参考情報】外壁材(種類別)の耐用年数
外壁材は、その種類によって劣化の進行スピード・耐用年数が異なります。
サイディング |
窯業系サイディング |
7〜8年 |
金属系サイディング | 10〜15年 | |
樹脂系サイディング |
10〜20年 | |
木質系サイディング | 10年 |
モルタル | 8〜10年 |
ALC | 10〜15年 |
タイル | 40年 |
※上記の耐用年数は、あくまでも目安です。各、製品によって環境によっても異なります。
4 雨漏りは補修必須!放置せず早急にメンテナンス・修繕を
外壁の劣化・ヒビ・欠けに気付いていても、『現場雨漏りしていないし、日常に支障がないからちょっと考えよう』と
放置してしまう方もいらっしゃると思いますが、日に日に確実に住宅は劣化しています。
定期的なメンテナンスと、破損部分の補修工事等は必要です。
実際に、既に雨漏りが発生しているが、あまり日常生活に支障は特にないといいや〜と思っている方・・・
雨漏りが発生している場合は、直ぐに補修するのが鉄則です!
一度、雨漏りしてしまうと、補修しない限り、永続的に建物内部に水が入り続けることになります。
そして、その被害は生活に支障をきたすだけではありません。
雨水は家の内部にどんどん入り込むことにより、柱などの躯体を腐食させていきます。
その結果、家の寿命を大きく縮めてしまうこともあるのです。
5 雨漏りの補修箇所や進行状況によって、補修費用・工事日数は異なる
雨漏りの補修工事にかかる費用相場は、補修箇所や、範囲、進行状況によって大きく変動するため、一概にいくらと
言い切ることはできかねます。
その為、工事依頼者のお客様のご予算も含め、専門業社に雨漏りの状況を確認してもらいお見積り書を作成してもらいましょう。
▼Grow upでは無料でお見積り作成いたします!!
気になる方・一度お電話等で相談したい方、お気軽にご相談くださいませ♪
6 "ご自身で雨漏りをなんとかしたい"とお考えの方へ
▼補修工事はプロに依頼がいい!応急処置なら自分でもできる!
雨漏り補修には、「絶対に雨漏りが止まる!」といった確立された方法は残念ながらありません。
雨漏りの原因を探り、補修する箇所によって、劣化状況や、進行具合によって知識と経験をもとに補修方法を探っていくことのなります。
その為、知識や経験もない素人には、そもそもなぜ雨漏りが発生しているのか、どこから発生しているのか、その原因を突き止めることが難しく、まず自身で補修できないと考えていただければと思います。
『業者を手配する時間がない』などの理由で、ひとまず自分でなんとかできないかという場合には、応急処置にて対処しておくのがオススメです。
応急処置をしておけば、急場を凌ぐことはできるケースも少なくありません。
そこで、下記に応急処置の方法をまとめていおりますので、ぜひ参考にしてください。
【応急処置①】ブルーシートで覆う
古典的な手法ですが、効果は抜群!
雨水が侵入している箇所が明確に分かっていなくても壁一面を覆ってしまえばいいので、一時的ではあるものの雨水を建物内部に入れるのを防ぐことができます。大人1人でも作業可能です。
ブルーシートは軽量なので、強風に煽られると意味がないのでしっかりと固定して壁に沿って留めるのをオススメします。
※高所作業の場合、転落や怪我に十分に注意して行ってください。
※面積によっては人数を要する場合があります。
【応急処置②】防水テープで雨の侵入口を防ぐ
雨水の侵入箇所がわかっている場合には、防水テープの応急処置がオススメです。
作業自体も簡単で、雨水の侵入箇所に防水テープを貼るだけです。
濡れている箇所に貼ってもすぐに剥がれてしまうため、雨の日の作業は避けた方が賢明です。
※自身でできる応急処置はあくまでも、急場を凌ぐための間に合わせでしかありません。
完全に雨漏りを留めることはできません。
仮に一時的に留めることができたとしても、また、どこかのタイミングで再発することになります。
雨漏りは、家の寿命を縮める原因ともなるため、早く補修するに越したことはありません。
応急処置にて対応した場合にも、できるだけ早く業者に相談してください!
弊社では、無料でお見積書作成可能!
お気軽にお問い合わせください。
お待ちしております♪