こんにちは、株式会社Grow up広報担当です。
今回は先日行った『貫板交換工事』を紹介いたします。
そもそも『貫板(ぬきいた)』とは?
貫板とはなんだろう?と思う方が多いと思います。
私もこの会社に勤めるまで貫板の存在すら分かりませんでした。
屋根や外壁・雨樋と違い、そこまで目立たない(見えない箇所にある)ので知ってる方多くないと思います。
【写真は経年劣化による腐食した貫板を撤去した際のもの】
・屋根工事においては、棟板金の中に入ってる板のことで、屋根を板金や、垂木を繋げる役目があります。
木材なので経年劣化は避けられず、交換が必要になります。
近年では、耐久性に優れた樹脂材の貫板を使用する住宅も増えています。
【既存の貫板を撤去して、新しい貫板を親切します】
【貫板を新設後棟板金を被せて完工】
貫板が劣化したまま放置すると・・・
「貫板」とはスレート屋根(カラーベスト・コロニアル)の棟板金を固定するための板のことです。
棟板金の中には、貫板という板が打ち付けられて、その貫板に棟板金を被せて釘を打ち固定します。
木材の貫板が使用されることが多いですが、最近では、腐食しづらい樹脂製の貫板を使用することが多くなってきています。
貫板が劣化すると、棟板金の釘・ビスが抜けて固定する力が弱くなり、強風で棟板金が剥がれたり、悲惨する危険性が増します。
棟板金は屋根の頂点に取り付けられており、真っ先に雨を受け止める場所なので、最も雨漏りの原因にもなり、柱や梁などの重要な部分にダメージを与えることにもなります。
そうならないためにも、貫板が腐食する前にメンテナンスを行いましょう。
劣化原因・・・
貫板は、棟板金で覆われていますが、棟板金の繋目や、釘穴、板金の浮きなどの僅かな隙間から雨水が入り込むことで徐々に腐食していきます。
特に、貫板は木製なので水分に弱く、侵入した雨水が貫板の劣化を早めることになります。
メンテナンス方法
貫板のメンテナンスは、棟板金を外さないとできません。
また、棟板金が剥がれて初めて貫板の腐食に気づくことがほとんどなので、棟板金の交換と、同時に腐食した貫板を撤去して新しい貫板に交換することになります。
従来、棟板金を固定している、貫板は木製で、雨水が侵入すると腐食が早まり、釘を固定する力が弱くなっていました。
最近では、水分を吸収せず木材よりも劣化しにくいプラスチック樹脂製のものがありますので、価格は高くなりますが、そちらをオススメします。
ということで、今回は貫板についてお話させていただきました。
リフォーム等検討されてる方、メンテナンスされたい方、見積もり無料で行っていますので、お気軽にご相談下さい♪