こんにちは、株式会社Grow up広報担当です。
まだまだ暑い日々が続きますね・・・。
先週、大きな台風が発生していましたが、8月・9月と台風被害はまだまだ気が抜けませんよね。
夏前の梅雨時期での『雨漏り』に関してのご相談・修繕は毎年多いですが、台風被害での修繕依頼も少なくありません。
台風真っ只中では、もちろん修繕工事が行えないのでなるべく、”夏中”に住宅点検・修繕工事を済ますのをオススメします!
夏のうちに解消しておくのがオススメ
台風は、例年8月〜9月に発生することが多く、毎年被害があちこちで多発しています。
特に、ここ数年日本に発生する台風は大型化になっていて、強風や大雨で深刻な被害をもたらすようになっています。
こういった大きな台風が上陸した際に、出来るだけ住宅に被害が出ないようにするにはどうすればいいのでしょうか?
夏の終わり頃から増えてくる台風への準備に関しては、夏の間にやっておくことが大切です。
そこで、ここの記事では、夏の間にやっておくべき台風対策を紹介していきます。
目次
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1.台風が原因で屋根に被害が出る
それではまず、台風の強風によって屋根に大きな被害が生じてしまう理由について解説していきましょう。
日本の住宅の屋根というものは、そもそも台風の強風に耐えられるように設計されています。日本は、地形的な問題もあり、毎年必ず複数の台風が上陸する国というのは誰もが理解しています。そのため、屋根材を製造するメーカーさんも、きちんと強風に耐えられるような設計をしており、新築住宅で採用されることが多いスレート屋根については、風速60m/sもの強風試験を耐えている商品があるほどなのです。
それでは、台風の大型化が叫ばれる中、毎年のように屋根が吹き飛ばされる住宅がたくさん存在するのはなぜなのでしょうか?
ここでは、台風などの強風によって被害を受けやすい屋根の状態をご紹介しておきます。
1-1棟板金が浮いている
新築業界でスレート屋根や金属屋根のシェア率が高まる中、強風によって棟板金が飛ばされてしまう…
という被害が増えているのです。棟板金は、屋根の頂上部分に設置される金物で、屋根面が交差する部分に生じる隙間を埋めることや屋根材を固定するという目的があります。
この棟板金は、釘やコーキングでしっかりと固定されているのですが、施工から年月が経過すると、固定力が徐々に緩くなってしまい、浮きが生じしまうのです。
棟板金に生じた隙間は、ここから強風が吹きこんでしまうことになるので、台風の際に板金が吹き飛ばされる…
という被害が生じてしまうのです。
1-2屋根に隙間が生じている
2つ目は、屋根に隙間が生じてしまっているという状況です。屋根を下から見ただけでは気づきにくいのですが、万全のように見える屋根でも、経年劣化などを原因としてズレが生じてしまい、隙間ができてしまうことがあります。そして、こういった屋根の隙間に強風が吹き込み、屋根材が飛ばされてしまう…という被害が生じてしまうケースが多いです。
強風被害については、瓦が捲れている・・・というケースも多々あります。
瓦屋根というのは、絶妙なバランスで屋根材が噛み合うことで固定力を得て安定しています。
これが、台風や強風被害でズレなどが、生じてしまうと屋根としての固定力も弱まっていることから、強風によって一気に
瓦が飛ばされてしまうという被害に繋がります。
屋根材の中で"瓦"は重く丈夫ですが、台風に強風は大型車を転倒させてしまうくらいの威力がありますので、瓦の重量
などあってないようなものです。
屋根に隙間が生じてしまう原因をいくつか挙げておきます。
▼漆喰の劣化
瓦屋根の場合、漆喰が劣化することで棟瓦が強風などで崩れてしまうという被害が生じやすいです。
▼瓦のズレ
瓦屋根は、一見すると何の問題もないように見えても、小さなズレが生じていることがあります。
例えば、地震の揺れなどで瓦がズレてしまっている・・・というケースが考えられます。
瓦にズレが生じると隙間ができますので、風の吹き込み口となります。
▼屋根材の割れ
瓦屋根、スレート屋根の場合、屋根材の割れには注意しましょう。
特に、スレート屋根の場合、湿潤・乾燥を繰り返すことで、屋根材にヒビが入りやすくなります。
当然、屋根材の割れは、風の吹き込み口となります。
1-3スレート屋根が反り返っている
3つ目のポイントは、スレート屋根の経年劣化です。
スレート屋根は、表面に塗装が施されているのですが、塗膜の効果が切れてしまうと屋根材が雨水をお吸いこんでしまうようになります。"水を吸い込む→乾燥する"の繰り返すことで、次第に屋根材の先端部分が反り返ってしまうということです。
屋根材が反り返ってしまうと、風を受けた際に飛ばされてしまう要因となります。
(※スレート屋根は、瓦屋根と比較すると台風や地震などの災害に強いと言われていますが、あくまでも定期的なメンテナンスを行っていること前提です。)
2.台風対策は夏のうちに済ませて
台風の強風によって生じる屋根被害については、上記のような劣化症状が屋根に生じているというのが大きな要因となります。
定期的なメンテナンスや、事前に台風への備えができていれば問題ありません。
台風が発達する時期は毎年来ますので、夏の間にメンテナンスをしっかりと行うことをお勧めします!
2-1棟板金の固定
屋根の頂上部分に位置する『棟板金』は、普段住んでいても屋根に登らない限り見ることはありません。
棟板金の固定が緩んでいたり、経年劣化で腐食していたりしていて気づかないまま台風シーズンが来て、棟板金が飛ばされてしまうなんてことも・・・
こういった被害を出さないためにも、新築住宅でも数年経過していて一度も点検行っていない方でも、専門業者に依頼して点検してももらうことをオススメします。
2-2ひび割れ・破損箇所の補修
屋根のひび割れなど、何らかの劣化症状が出ているのであれば、それらの補修をきちんと行っておきましょう。
例として、瓦のズレ・破損・スレート屋根の破損・ヒビ割れ・反っている・腐食・・・
最初は小さな箇所の破損、劣化でも放って置くと大惨事に繋がる可能性があります。
気づいたら、早めに対処することをオススメします。
きちんと補修しておくことで、台風による大きな被害を防ぐことができると考えておきましょう。
2-3定期点検(業者依頼)
雨漏りや、大きな破損などのトラブルを未然に防ぐために、屋根工事を考えていなくても点検を行うことは大切です。
定期的なメンテナンスを専門業者へ依頼しましょう。
ご自身で点検するには、高所作業になり危険ですので、十分に注意しましょう。
弊社では、無料で住宅の点検行っています。
お見積もり書も無料で作成させていただきます!
気になる箇所がある方、まだ一度も点検・メンテナンスしたことがない方・・・
お気軽にご相談ください!!
お待ちしております。