瓦屋根の施工について

 

こんにちは。株式会社Grow up広報です。

 

今回は『瓦屋根の施工について』ご説明いたします。

 

 

 

瓦屋根の構造って、外見からではなかなか分かりづらいものです。

もともと目線から上にあるものなので、目の当たりにする機会は少ないと思います。

今回はどのようにして瓦屋根の施工を行なっているのか、瓦屋根診断と共にお話していきます。

 

 

〈瓦屋根の屋根診断〉

 

▽棟瓦の歪み

『棟(むね)』とは屋根の面と面が重なる頂点部分、そこに施工されている瓦を『棟瓦(むねがわら)』といいます。

瓦屋根を点検する際、棟瓦が歪みなく真っ直ぐかを確認をします。

少しでも歪んでいた場合は要注意です。

徐々に歪みは大きくなり、最後は崩れてしまう可能性があります。

歪みを放置してしまうと強風や、地震時に棟瓦が崩れて屋根の他の部分が、一階の屋根にも悪影響を与えます。

 

▽瓦の割れ(破損)や欠け

雹や強風時

飛来物・アンテナの倒壊など

       

瓦が割れたり、欠けたりその部分から雨水が侵入し雨漏りすることも・・・

 

▽瓦を割れたまま放置

他の瓦がズレたり、干渉したりして他の部分も破損することがあります。

破損した場所から雨水が浸水

       

防水紙や野地板を傷める

最終的には”雨漏りに繋がる”

 

▽瓦のずれと外れ

地震や強風でかわらが動き、外れたりズレたりしてしまうことがある

       

雨漏りに繋がる

 

▽漆喰の剥がれと崩れ

瓦とかわらの隙間を埋めている漆喰が剥がれたり、崩れたりすると、その部分から雨水が侵入する

瓦を固定する力が弱くなっている

       

ちょっとした風や地震でも瓦がズレたり、落下したりする危険性がある

いびつな形のコンクリート片のような物がベランダや庭先で見つけたら・・・

剥がれた漆喰である可能性が高いので業者に点検してもらいましょう。

 

▽漆喰の耐用年数は”20年”

経年で徐々にひび割れや、剥がれが起こります。

今現在、不具合がないという方でも新築から20年程度経過していて一度も点検がなかった場合も専門業者に見てもらいましょう。

 

〈瓦屋根の補修〉

 

 

▽補修レベル1

漆喰詰め直し・瓦一部交換

・漆喰の傷みが軽度の場合劣化した部分を取り除き、詰め直す

・瓦が一部割れてしまっている場合は部分交換をする

(この程度のうちに補修をしておけば費用も安く済む)

 

▽補修レベル2

棟 取り直し工事

・漆喰の剥がれと崩れが進み棟瓦が歪んでいる場合や、固定する強度に問題が出てきた場合、棟瓦を取り外し積み直す

・漆喰積み直しや、瓦の一部交換よりも費用はかかる

 

▽補修レベル3

屋根葺き直し工事

・優れた耐久性を持つ屋根材が瓦ですが、漆喰や瓦のズレなどメンテナンスの仕方によっては

その下の防水紙や野地板の方が先に劣化してしまう場合もある

・屋根から全ての瓦を取り外し防水紙→野地板の補修、交換を行ってから再び瓦を積み直すのが”屋根葺き直し”です

 

▽補修レベル4

屋根葺き替え工事

・瓦と下地、双方の劣化が激しい場合は屋根の葺き替え工事を行います

・これまで使用していた屋根瓦の廃材処理費、新しい屋根材の材料費、そして工事費がかかるので高額になる

・大規模なリフォームで工期も長くなる

・耐久性を考えて重い瓦屋根から軽い屋根材に葺き替える方が多い

 

 

スレートや金属屋根など価格や施工性から流通量が増えてきた屋根材の影で、瓦もいまだ根強い人気のある屋根材です。

他の屋根材にはない重厚感・高級感・耐用年数も長いといった瓦独自のオリジナリティが人気の理由だと思います。

もちろんこまめな点検、定期的なメンテナンスが必要となります。

そうすることで、どの屋根材よりも長くお住まいを守ってくれます。

 

最後に・・・

台風などの際にご自宅の屋根に登ったことで落下してしまう事故は毎年後を絶たないので

『点検の為にご自身で屋根に登る』 『DIYで応急処置や補修を行う』ことは

くれぐれも控えていただきますようお願いします。

 

次回は>>>屋根の漆喰について』についてお話させていただきます。

他にも何かご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

そして見積もりだけでも欲しい!という方無料でお見積りいたしますのでお待ちしております。